聖堂は幾つかの非常に貴重な絵画を保管しています。1700年代、最盛期のマルティーナ・フランカ市を特徴づけた芸術の復興の証となる品々です。
特に興味深いのはピエートロ・カタルド・マウロ、通称、デ・マウロの、聖グレゴリオ、福音史家の聖ジョヴァンニ、聖ニカーシオの間の羊飼いの聖母(1765)とテンペラ画の、羊飼いの礼拝(1773)といった作品で、聖具室とプレゼーペ(キリスト降誕の場面を人形で表現した模型)が置かれた小堂にかかげられています。油絵の、聖霊降臨祭は1769年、ミケランジェロ・カポトルト作。聖体礼拝所の大きなアーチ上方の壁に描かれています。最後の晩餐(1804)はドメニコ・カレッラ作。聖体礼拝所の祭壇に置かれています。
さらに、作者不詳の1700年代後半に制作された油絵も多数あります。主な作品は入って左の身廊にある、聖ジローラモ・エミリアーニへの聖母の出現。左側の翼廊には、大天使ラッファエーレとトビオーロ、そして、大天使ミケーレとティエーネの聖ガエターノの間のゴシキヒワの聖母があります。